岩内町郷土館
名前:岩内郷土館
設立:1971年
料金:大人なら町民100円、町民以外は200円
開館:9時から17時
月曜(祝日の場合は翌日) 12月から翌年3月 は休館
札幌から2時間半で岩内バスターミナルに到着。カモメの鳴き声がする。海の匂いがする。港町に着いたなあ…と実感。
バスターミナルから1km歩くと岩内町郷土館に着く。町の歴史文化や自然をテーマとする郷土資料館である。
特別展示室と常設展示室のある1階と、収蔵展示(というか収蔵庫)のある2階から成る。古代から現代までの町の歴史を展示する形をとるが、ニシン漁関連に割かれるスペースが大きめである。ニシン漁で栄えた岩内町の歴史を考えればそれも当然かもしれない。館長によれば、岩内町のニシン漁の親方の持っていた資産は、鰊御殿で有名な青山家を凌ぐのだとか。
このほか岩内ゆかりの文芸の展示も見ることができる。夏目漱石が岩内町に籍を置いていたことは知る人ぞ知る事実だが、それに関する展示もある。
よく見ると展示室の数か所に、郷土館の展示品を紹介した新聞記事のコピーが置いてある。また地元中学校・高校の職場体験の成果物も貼ってある。Facebookもきちんと更新されている点も含め、利用促進や学校連携、情報発信に努力しているようだ。施設自体も明るく綺麗で、運営されているぱとりあ岩内さんの気概を感じる。
解説もかなり充実しており(ちょっと長すぎて疲れるくらい)、予想より長く滞在した。
…飢餓海峡、読んでみるかなあ。